2010-02-02から1日間の記事一覧

「冬のこうもり」

「姫路文学」122号に、わくわく亭は「冬のこうもり」という12ページ足らずの 「怪談」を書いた。 老人たちばかりが住民となってしまった、公団住宅。 孤独死したおじいさんが、ねまき姿で、夕方のコウモリのように団地を飛んでいる。 その下の部屋では3…

「ストローハットの夏」

2009年11月発行の「別冊関学文芸」39号に、わくわく亭は「ストローハットの夏」 という高校生一年生を主人公にした小説を書いた。 ヨーガ達人をめざす、一人暮らしのおじいさんと高校生のふれあいから、「たとえどんなに小さな行為 でも、自分の外部…