2007-07-08から1日間の記事一覧

変にけんそんする人

へんに謙遜(けんそん)する人っているよね。こっちは相手をほめてる訳でもないのに、なんでも自分の都合のいいように解釈して、いえ、なに、それほどでもないよ、なんて謙遜するタイプ。 『春笑一刻』(安永7年)から「肥満」という超短い小咄。なおついで…

碁の小咄

囲碁にまつわる山手馬鹿人の小咄を2つ、紹介しましょう。 1つ目は『春笑一刻』(安永7年出版)から。 《碁将棋》 「どうもひまで、身をもてあますが、なんぞよいなぐさみはあるまいか」 「それには、碁将棋がようござります」 「碁と将棋とは、ちがったも…

いとしと書いて藤の花

染絵手拭いの第一人者である川上桂司さんが、きのう僕が買った氏の本に、署名とあわせて花押のような“いとし藤”を筆で画きくわえてくれた。 写真の紙袋に、その“いとし藤”がデザインされている。 本に“いとし藤”を画きながら、川上さんはこう説明している。 …

江戸調手ぬぐいの魅力

今日わくわく亭夫婦は、新宿京王プラザホテルで開催中の『染絵てぬぐい二人展』を見てきましたぞ。 江戸調の手ぬぐいデザインの魅力に触れたい諸氏は、10日までの展示会を見逃すべきではないですよ。 浅草で江戸伝統の染絵手拭いの店舗をいとなむ川上桂司…