志賀直哉を追いかけて

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『別冊関学文藝』56号が発行になる。

私の作品は「志賀直哉の影を追いかけて、尾道新地、道後松ヶ枝町、祇園新橋通」と長い

タイトルのついたノンフィクションです。

大正元年に、30歳の志賀直哉尾道に滞在した期間は正味で3ヶ月半余りです。

滞在中に新地の花街で娼妓と遊んでいますが、どの家だったのか、志賀の尾道娼妓への評点

はどんなものだったろうか、と尾道が郷里である私のやじうま的な好奇心が動機で書いたものです。

志賀は尾道へ着くと、まだ住居も決めぬ間に四国の道後へ行き、松ヶ枝町の遊廓で遊びます。

尾道へ来る前には、京都の祇園で舞妓遊びに夢中です。

尾道新地、道後松ヶ枝町、祇園甲部に遊ぶ志賀直哉を追いかけて、彼が遊んだ場所がどの家で、

そこはどんな姿だったのか探索してみました。

資料は、国会図書館、インターネット、グーグルマップなどで手にいれることが可能で、

探索は楽しい時間でした。

読む人には、大正元年頃の遊里へ時間旅行するつもりで、読んでほしい。

添付の写真は、,聾什澆糧?士⊃恵蓮´△榔??瞭燦絏浩松ヶ枝町遊廓 は京都祇園甲部

「房の家」近影。