南伸坊の似顔絵
今朝、新聞を開いていると、時代小説文庫の広告に、わくわく亭のよく知っている顔が見えた。
「あの人も、読んでるらしい」のキャッチコピーに添えて南伸坊さんが描いた人物像があり、
「新宿の大田さん」と、その人の名が書いてある。
大田南畝の似顔絵である。
南畝は、現在の新宿区南町といって神楽坂を上がったあたりにあった、御徒屋敷に住んでいた時代
があったから、「新宿の大田さん」と南伸坊さんは書いたのだろう。
だが、この似顔絵は南畝の六十代ころのもので、その頃は駿河台上に家を建てて住んでいたから、
正確に言えば、「駿河台の大田さん」または「お茶の水の大田さん」とすべきである。
老婆心ながら、南畝愛好家として、一言。
「あの人も、読んでるらしい」のキャッチコピーに添えて南伸坊さんが描いた人物像があり、
「新宿の大田さん」と、その人の名が書いてある。
大田南畝の似顔絵である。
南畝は、現在の新宿区南町といって神楽坂を上がったあたりにあった、御徒屋敷に住んでいた時代
があったから、「新宿の大田さん」と南伸坊さんは書いたのだろう。
だが、この似顔絵は南畝の六十代ころのもので、その頃は駿河台上に家を建てて住んでいたから、
正確に言えば、「駿河台の大田さん」または「お茶の水の大田さん」とすべきである。
老婆心ながら、南畝愛好家として、一言。