朝鮮キネマ

イメージ 1



大阪の兄のもとから貰ってきた古雑誌の一冊が『芝居とキネマ』大正13(1924)年10月号。

その中に朝鮮キネマという映画会社が撮った映画を紹介したページがあった。

Wikipediaによると、「朝鮮キネマ株式会社(1924年7月 設立 - 1927年 倒産)は、かつて

存在した日本統治時代の朝鮮の映画会社である」とある。最初釜山に設立され,後に京城へ移転する。

わずか3年間で倒産するが、その間に12本の無声映画を製作した。

その第一作が『海の悲曲』(ネットでは『海の秘曲』となっている)で、監督尹白南、

脚本王必烈(高佐貫長)によって1924年11月製作。

となると雑誌の記事は『海の悲曲』製作直後ということになる。映画のフィルムは失われてしまった

らしいから、この主演の俳優たちの三枚の写真はとても貴重なものと思う。

イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4