マンモグラフィ検診は必要なのか

今朝、NHKBS放送でアメリカのABCニュースを見ていたら、乳がんマンモグラフィ検診に

ついて報道していた。

マンモグラフィ検診によってがんと診断されたケースの60%が「がん」ではないという調査結果が

公表されたというニュース。

マンモグラフィでがんと診断され、乳房を切り取った女性が、術後の検査でがんではなかった、

と判明して損害賠償請求をすると言っていた。

専門家はマンモグラフィでがんが発見されたと診断されても、かならずセカンドオピニオンを受け

るべきだとコメントしていた。

それにしても、がんと診断されたうちの60%が「がん」ではないとなると、マンモグラフィ検診の

有効性はまことに疑わしい。

近藤誠先生の『医者に殺されない47の心得』の中でも、マンモグラフィ検診について、まったく

同様の意見が述べてある。


「世間で乳管内がんとされている病変はがんではなく、女性ホルモンに対する反応が、ある人に

強く出た「乳腺症」と」結論している。

そして、

マンモグラフィでしか発見できないがんは、99%以上が「がんもどき」。しかし、どの病院の

外科でも、手術で乳房を全部切り取られる可能性が高いんです。

良性なのに乳房を切り取られる危険を避けるには、自発的にマンモグラフィ検診から遠ざかるしか

ありません。