尾道の映画館

いま昭和30年代初めのころの尾道の映画館のことを調べている。

わくわく亭が高校生のころで、映画人気全盛期だった。

当時尾道市の人口は市町村大合併で18万人に膨張はしたものの、旧尾道地区は

10万人を下回っていた。そこに10~11の映画館があった。

なんという名前の映画館がどこにあったか、正確に知りたいと資料をさがしているが、

容易に見つからない。半世紀前のことなのに、意外なくらいに情報が少ない。

「おのみち映画資料館」には電話をして、そうした資料はないかと問い合わせたが、

きちんとした資料はない、とのこと。

当時のことを知る高齢者から、聞き取りなどして部分的には分かるが…というご返事。

いま、尾道在住の友人にたのんで、調べて貰っているが。

尾道には駅前に「シネマ尾道」がある。数年前に尾道のすべての映画館が廃業したあとで、

廃業した映画館を活用して映画上映をつづけようというNPO法人「シネマ尾道」が生まれた。

駅前の旧尾道松竹がそれなのだ。

去年尾道へ行った時に、洋画上映館だった「太陽館」の跡地の写真を撮ってきた。

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つぎの写真は昭和30年頃の写真である。

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どの映画館がどこにあったか、いまどうなっているか、それをきちんと知りたい。

そうしないと、わくわく亭の思春期の記憶が定着しないのだ。