硬貨の使用制限
スーパーのレジで、たとえば2100円支払うとき、
100円硬貨21枚で払おうとして、
「お客さん、受け取れません」と拒絶された。
「なんでだよ。100円硬貨で2100円あるじゃないか」
「だめです。法律によって受け取り拒否します」
実際には、こんな会話はなくて、レジではパートの女の子が、だまってレシートくれるだろう。
だけど、5000円の勘定に100円玉50個出したら、だまってレシートくれるだろうか?
本当に硬貨の使用枚数に、法的な制限があるのだろうか。
あるとしたら、何枚まで可能?
制限枚数があるのだと知った。
スーパーのレジで勉強したんじゃない。
NHKテレビの「生活笑百科」で知りました。
同種の硬貨を使用する場合、一度に20枚まで使用が許される。21枚となると受け取り
拒否されても文句は言えない。
貨幣の流通を支障なくするためだそうで、硬貨は紙幣の補助通貨だから、紙幣には制限はないけれど
硬貨には20枚という制限が設けてあるのだそうだ。
2100円を硬貨で払おうとするなら、500円硬貨を1枚使い、100円硬貨を16枚使うので
あれば、ちょっとイヤな顔されかもしれないが、ダメとはいわれない。
もちろん、
500円硬貨1枚(500円)
100円硬貨13枚(1300円)
10円硬貨20枚(200円)
1円硬貨20枚(20円)
え~と、あとは80円か。すると5円を16枚か。
5円硬貨16枚(80円)
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合計2100円
2100円を、硬貨70枚で支払いするのは合法的。どれも20枚以下だからね。
でも、もうれつにイヤ~な顔されるだろうけど。