つげ義春『リアリズムの宿』

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駅の南側にある古書店で、この本を手にしたとき、

「これはいい本がみつかった」と喜んだ。

リアリズムの宿」は、たしかまだ読んでいないタイトルだ。

家に帰って、本棚にあるつげ義春の本をしらべてみると、「リアリズムの宿」を

はじめとして11作品はどれかの作品集に収まっている。

そうだろう、もう読んでいないつげ作品は残っていないはずなのだ。

それでも、表紙が違うと、おや,読んでない作品が入っているかな?と思わず

買ってしまう。

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しかし後悔はしない。表紙も違えば、挿入されたスケッチ画も違う。

そうやって、いつまでも気にかかる作家が「つげ義春」なのである。


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