尾道に韓流ブームか

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今朝のNHKBS放送の「列島ニュース」を見ていたら、広島放送局が韓国ドラマのロケ地が

尾道に決まった、と伝えていた。

韓国ドラマは日本でも「韓流ブーム」という言葉が大流行したほど人気がある。

わくわく亭は韓国ドラマは見たことがないのですが、「冬ソナ」ブームくらいのことは

知っています。

北海道や九州各地が、韓国ドラマのロケ地になっているそうですが、そのロケ地を見るために

韓国からたくさんのツアー客が訪れていると聞きます。

「冬ソナ」の韓国内ロケ地を訪れる日本からのツアー客の、逆のパターンです。

尾道市観光協会はそれを期待し、ロケ隊の費用を分担することにして、ロケ地を誘致したそうだ。


実際の誘致活動は国土交通省中国運輸局庄原市尾道観光協会の3者共同で、費用は1500万円。

それを3者が分割して負担するそうだ。

尾道観光協会はその分担費用を、さらに市民に協力を求めるそうで、一口1000円からとか。

いかにも尾道らしい。


ロケの開始は12月からで、市民からエキストラを募集するという。

まだNHK「てっぱん」のロケはやっているから、尾道市民はドラマのエキストラとして

ますます忙しくなる。


ところで、どんな連続ドラマでしょうか。

中国新聞から引用します。

広島市南区で記者会見した韓国のドラマ制作会社のイ・ミジ社長は

「ドラマを通じ、韓国で広島の美しさを伝えたい」と語った。

ドラマの題名は「サイン」に決まった。韓国の国立科学捜査研究所を舞台にした作品で、

パク・シニャンさん(41)やキム・アジュンさん(28)たち人気俳優が出演。

日本で放送された人気ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」

に出演したハン・ジミンさん(27)が特別出演する。



さらに、同紙によると、昨年、日本を訪れた韓国人観光客は218万8290人で、

宿泊先は関東36・5%、九州21・7%、近畿16・8%なのに対し、

中国地方はわずかに1・8%と低迷している。

そこで、最大1500万円の補助と、山間部の庄原、海に面した尾道での撮影を条件に、

国土交通省中国運輸局が韓国内でロケ誘致を進めていたのだそうです。


なんにしても、日本の観光地は、韓国や中国から観光客を呼び込まないでは

発展できなくなっています。

ドラマ「サイン」が韓国で大ヒットして、来春尾道には、韓国からのツアー客が町に溢れ、

3月まで続くNHK「てっぱん」で国内各地からの旅行客が大勢やってくれば、

尾道も「わが世の春」となることでしょう。