見張り番
去年の12月はじめから、わが家ではおなじみになったヒヨドリです。
毎日やってくる。
ほとんど終日わが家の周辺にいるらしい。
エサになるものを木の枝に刺してやる日もあれば、ない日もある。
どちらであっても、飛び過ぎながら見ているらしい。
気がつけば、梅やザクロの枝にとまっている。
すっかり、わが家は、彼のテリトリーになっている。
古くなった米を、スズメにやろうと、玄関先やガレージの屋根に撒いておいたところ、
スズメがやってくると、どこからともなく、このヒヨドリが飛来して、
鋭い啼き声を発して威嚇しながら攻撃するのである。
スズメたちはちりぢりになって逃げる。
スズメばかりか、仲間のヒヨドリが来ても、攻撃して追尾する。
その後、こうして自分のテリトリーへの侵入者がないか見張っているのだ。
それでも、米粒が翌日には、きれいに消えているから、
彼の監視の隙をついて、スズメたちが食べ尽くしていると思われる。
そりゃあそうだ。多勢に無勢、たくさんのスズメをすべて見張って追い払うことは無理だよ。
とにかく、わくわく亭の庭は、このヒヨドリ君のテリトリーになったと、
皆さんに報告いたします。