『フロム・ヘル』

イメージ 1

イメージ 2



10月8日の新聞に「みすず書房がコミック」という見出しで

切り裂きジャック題材『フロム・ヘル』」という記事があった。

切り裂きジャック」事件のマニアであるわくわく亭としては見逃せない本である。

10月10日発売とあるから、昨日amazonに注文して、今日11日に入手した。

上下巻で5460円。

お堅い専門書を得意としてきた「あの、みすずがコミックを」と出版界で話題になっている

そうだが、みすずの編集者は、

「コミックの鑑賞眼が世界一といわれる日本の読者に、この作品を問いたい。

日本のマンガ読者層の厚さやマンガを読みこなす力の高さを考えると、他国

より多い読者を日本で得られるのではないか」

と期待している。

いや、その期待は外れないと思う。

なにしろ、発売日の10日にamazonで検索したら、すでにたくさんの注文が寄せられていた。


原作者アラン・ムーアは53年生まれの英国人。作画はエディ・キャンベル

1989年から10年がかりで創作した。

ジョニー・デップ主演で映画化もされた。


今夜からわくわく亭は読むつもりだが、ページをめくってみるだけでも

恐怖感にぞくぞくする。

翻訳者柳下毅一郎さんのコピーからして、すごい。

いわく、《眩暈のような読書体験。欧米コミック界でもっとも尊敬され、もっとも恐れられている

天才。それがアラン・ムーアだ》《ムーアが自作のなかで特に達成度の高い一作と自負し、

彼の作家性に触れることのできる傑作》


あとはまた、読んだ後で「恐怖体験」を披露しよう。