「女性装丁家の仕事展」
ブログの「きなこ」さんから頂いた情報で、わくわく亭の仕事場がある人形町から
歩いて10分ほどのところにある、紙商社のギャラリーで開催中の「女性装丁家の仕事展」
を見てきました。
日本図書設計家協会に所属している現在活躍中の装丁家の中から、33名の女性だけを
選んで、彼女たちの仕事の一端を紹介する展示会です。
一人につき10点の作品を展示してありました。
すぐに目についた名前が「上野かおる」さんです。
京都に仕事場を構えて活動する装丁家ですが、わくわく亭の『サンカンペンの壷』と
『尾道物語・幻想篇』の装丁をしてくださったのが、この上野かおるさんでした。
女性装丁家の第一人者だったと紹介がある故・志賀紀子さんの作品展示のそばに、
彼女が装丁についての書いた文章が張り出されていた。
このかたは志賀直哉の類縁者だそうです。
そう説明をなさった人はベテランの装丁家である山本美智代さん。
彼女の展示作のうち2冊をわくわく亭は所蔵している、と話しました。
山本美智代さんのおしゃれな姿を撮らせていただきました。
右の方はブックカバーをデータとして保存する仕事をなさっている大学教授です。