尾道学研究会

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「江戸学」とか「大阪学」などという言葉はある。

尾道学」というものがあってもおかしくはない。

しかし実際に「尾道学研究会」というものがあるのだと聞くと、

「本当に?」と思ってしまう。

いや、本当なのである。

その研究会は2005年に結成され、会長に就任した天野安治さんが

日経新聞(3/6/09)に「絵はがきで眺める尾道史」という記事を書いている。

天野氏は趣味の切手蒐集の途中で、古い尾道の絵はがきに出会ったらしい。

以来尾道の絵はがきをを集めるようになり、「おのみち街かど文化館」で展示をした。

それをきっかけに尾道の歴史文化を研究する同好の士がつどって「尾道学研究会」結成となり、

天野氏が会長になった。

絵はがきは100枚以上が集まったという。

これからは古写真、古地図、戦前の新聞や広告チラシなども収集して、

「デジタル尾道遺産アーカイブ」として画像データを公開したいと抱負が語られている。

それにしても、広島県の小都市である尾道を対象にした「尾道学」が立ち上げられるとは

尾道を郷里とするわくわく亭にとって、またひとつお楽しみが増えたことになりました。