貼り紙

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この貼り紙でたのまれた通りに、ただいま2階ベランダから布団をとりこんできました。

今日は快晴で風もなく、布団を干すのにもってこいのお天気です。

昼過ぎに出かける女房が、

「お布団干してありますから、2時か3時にはとりこんでください」

といいます。

「わかった」とわくわく亭の頼りなげな返事。

「あなた、忘れないでくださいよ。陽が落ちてしまうと布団はつめたくなってしまうから」

「わかった」

いえいえ、亭主が信用ならないから、女房はごらんの貼り紙をしました。

はじめはキッチンのテーブルの上に置いて、

「ここだと読んでも忘れられそうだ」からと、「コタツの上にあるパソコンにのせる?」

そこもコタツでいねむりをしてしまって、夕方まで忘れられるかもしれない。

結局、かならず貼り紙を目にする場所として、

女房が選んだのは、ご覧の通りトイレのドアであります。

「ここなら、かならず何度か目にするはず」と貼りつけて出かけていきました。

さきほど、パソコンを開いたままで、コタツで横になり、いねむりをしていたわくわく亭は

よっこらしょとトイレの前にきて、この貼り紙を見ました。

「そうだ。布団だ」

時刻は3時ジャスト。

無事に布団を取り入れてきました。(笑)