なぜイカは1杯、2杯なんだろう?
ふと見れば、キッチンの冷蔵庫のドアに、このチラシがマグネットで張ってある。
駅前にある自然食品の店のチラシです。
するめいか 1パイ(約200g) 262円。
値段が安いのか、どうなのかは、わくわく亭には判断つきません。
そんなことではなくて、なぜイカを数えるのに「杯(はい)」をつかうのだろう、というのが関心事。
さっそく虎の巻をめくってみます。
これ、とっても便利な辞典です。
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ひとたび商品となって市場にでると「1杯」と数えられる。
なぜ「杯」なのか。
優勝カップの形を思い浮かべればわかりやすいが、漢字の「杯」は胴が丸く、
中に水などを注ぎ込める甕型容器を表している。
ぴったりするので「1杯」と数えるようになったもの。
タコ(蛸)もイカにならって「1杯」と数えるようになったらしい。
カニ(蟹)は甲羅が丸くて容器の形をしているので、「1杯」と数える。
商品になっても「1匹」と数えることはできるが、その場合は、活きの良さ、
まるで生きているような新鮮さがある場合に限られる。
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それで「杯」なんだね。
それもまた漢字では「杯」「盃」です。
老婆心ながら、乾燥させたスルメは「一枚」と数えますよ。
ただし、スルメも枚数がたくさんだと、「いっぱい」といいますからね。
おもしろいですね。(笑)