ビリヤードわくわく亭探訪

きょうの散歩コースは「ビリヤードわくわく亭」とその界隈をめぐって、デジカメで現況を撮影すること
にしました。

小説「ビリヤードわくわく亭」の冒頭で、その所在地の説明があります。


場所は東京練馬区西武線大泉学園駅から、歩いて5分ばかり、東映撮影所の近くである。

いまでは西武系ショッピングセンター〈リヴィン〉のそばといった方が通りがいい。

ポケット4台のこじんまりした店だ。



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写真は、その〈リヴィン〉です。

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東映大泉撮影所正面の道路沿いに、シネコンとレストランなどの複合アミューズメント施設が立っています。
計画は成功したようで、週末はにぎわっています。バス通りをはさんで〈リヴィン〉と向かい合っています。

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こちらは〈リヴィン〉の隣にある東映アニメーションの制作スタジオです。














 小説「ビリヤードわくわく亭」が書かれた頃には、2枚目のSTUDIO CITYはまだありませんでした。
 これがシネコンですが、裏側には古い撮影所の建物群があります。テレビドラマの撮影などに使っているようです。
 ちかく中層のビルに建て直すという建築予定の標識が張りだされています。

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 ここから駅方向に50メートルも歩くと、ごらんの花屋があります。日が暮れてきたので、イルミネーションがきれいに写りました。先日の雪の残りがまだありました。

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花屋のとなりには、UNI QLOができています。小説を書いた頃、ここになにがあったか思い出せませんが、ユニクロではありませんでした。

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そして、やってきたのが、かつて「ビリヤードわくわく亭」があった場所です。
いまは、Clubとなっています。

60分3000円、10%税金という英語の表示があります。外国人の客もあるのだろうか。

いまでは、ビリヤード台は置いてないと聞いています。



急に気温が下がってきたのか、風がズボンの上からも刺すようだ。

マフラーをまき直して、歩いていきました。

所詮、時間に追い越されるのは承知していても、気持ちのどこかには、
時間を置き去りにしていこうという意思があるものか、足が前へ前へと急ぎます。