鈴木大拙の扇面

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 京橋にある加島美術です。

 店内の掛け軸が2点ほど写っていますが、加島美術が得意にしているのは、掛け軸や額装の日本画のようです。

 資料を見ると、掛け軸では、新井白石与謝野晶子谷崎潤一郎といった文人の書、上村松園
竹内栖風の日本画

 額装では、川合玉堂熊谷守一日本画などがあります。

 展示マドにあるのは、仏教哲学者の鈴木大拙が揮毫した扇面で、「無心」とあります。

 大拙先生の著作には『無心ということ』があります。



 大拙先生の著書では、『日本的霊性』に深い感銘をうけました。なかでも「妙好人ー浅原才市」に。

 そこから、柳宗悦の『妙好人論説』『南無阿弥陀仏』などに導かれて、浄土教を学ぶきっかけになりました。

 これらの著述は岩波文庫で読むことができます。