かくも長き不在

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 ご心配いただいて、ありがとうございました。

 パンパカパーン!!

 わくわく亭は元気に復帰いたしました。

 先週木曜日(13日)の朝、突然強いめまいに襲われました。横になったまま、市場のマグロ状態になって、首をあげることもできません。救急車を呼んで(生まれて初めての体験)、力持ちの隊員たちに、おみこしのように担がれて運ばれ、白い(ミニカーコレクターが憬れる)救急車にのせられ、病院へ。
 もちろん、女房がつきそって、ウーウーとけたたましくサイレンを鳴らして走りました。

 脳のMRI検査では異常なく(脳梗塞かとの心配は、まず払拭)、内耳炎症による“発作性頭位めまい症”と診断されました。
 すぐにそのまま入院して、めまい薬の点滴を(かなり大量に)受けながら、火曜日までの6日間入院生活をしていました。

 入院翌日の金曜日の午後にはめまいもなくなり、病院食(五分粥にしてもらい)もわくわく亭には好ましく、量が少ないのがまたOKで、まずはなんの不足もない6日間でした。

 多少のクレームをつけるとすれば、

1.退屈で、パソコンを女房にもってきてもらったものの、場所が病院でありネット環境が無いことにき  づいたのです。ブログはできず、トランプゲームをするしかありません。
  病院はホテルじゃないか。
  この日、女房は下着とパジャマの着替えはたくさんもってきたのですが、外出着までは……

2.日曜には医師から外出許可をもらったものの、猫に小判です。
  救急車で来たので、パジャマ姿ですよ。これではこの冬一番の寒さが到来したという東京の郊外を散  歩するわけにいかない。
  運悪く、女房は実家の母親のことで僕の外出着にまで手がまわりません。
  着の身着のままの島流し。トホホ。

3.冷静だったようでも女房もパニックだったとみえ、現金を置いていってくれなかった。
  僕もうっかりしていた。そのために、退院日まで、売店でお茶も買えない大貧民になりました。


 さて、月曜日が退院予定。ところが、またも運悪く、女房が感染性とみえる胃腸炎ノロウイルス?)
でダウン。
 わくわく亭は医師と看護師(女性です)を拝み倒して、あと一日入院させてもらうことに。
 またもやトホホ…。
 ようやく火曜(18日)、家から衣服が届き、めでたく退院です。


 その足で、夕刻6時からの京橋沖縄料理店へ直行。忘年会ですから、たとえ這ってでも行かなくちゃね。
 沖縄といえば、あわもり。ここでめまいをおこしては病院に逆戻りです。ほんのお付き合い程度で無事終了。
 二次会、さらに三次会。さそわれて断れない、気の弱いわくわく亭です。
 銀座ではしご。もはや、ついさっき退院してきた我が身を犠牲にして、友情のために呑みました。歌いました。
 そうして、自宅に帰ったのが、朝の3時半です。

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 写真はデジカメをもってはいても撮るものがないので、病室(さいわいに、きれいな個室に入れました)のマドから、冬の朝(ピッタリ7時)の曙光を撮ったものです。

 というわけで、わくわく亭の人生で3度目の病気入院「おそまつ」の一席でした。