オリエント考古洞(Ⅱ)

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 オリエント考古洞のウインドにある展示品が替わった。


     (いまから、インフルエンザの予防注射に行くので、書きかけにします……。


     インフルエンザの予防注射を受けて、その足で日野市の女房の実家へ行ったものだから、

     書きかけ状態が丸一日になってしまった。

     夜、予防注射の影響らしく歯が浮いた感じになって、にぶい痛みがある。

     今朝は、歯の状態はかなり改善。さて、書きかけを書き上げましょう。)


 わくわく亭の仕事場のすぐ横にあるオリエント考古洞、経営者はイラン人の夫婦みたいな人たち。

 ちらりと、店内をのぞいても、興味深いものが、いろいろ棚に飾ってある。

 店内にはいって、彼らとそうした品々について語るだけの準備が、わくわく亭にはない。

 (つまり、ぽんと骨董品を買う100万円単位の余裕のお宝がないってこと)

 そこで、Just Looking 作戦に徹せざるを得ないのであります。



 写真の2品はインダス流域のどこかで発掘された水牛と水瓶である。2品とも、

 素朴なつくりであるが古代文明のぬくみが伝わる粘土の素焼き。

 水瓶の模様が美しい。

 水牛は、手のひらに乗るほどのサイズ。子供たちが持って遊ぶガンダムのオモチャくらいの

 大きさだ。角といい、四肢といい、手応えのある造形に思う。

 そして、感動的なのは、その造形の推定年代だ。

 紀元前3000年期。

 紀元前300じゃないよ。3000だよ。

 釈迦がお生まれになる、さらに2500年も古い時代の素焼きの水牛だ。

 じっと見ていて、いまから5000年の昔の時間を感じている、わくわく亭のJust Lookingです。