2007-10-10 木雞と去来 京橋骨董通り 木雞(もっけい)と去来(きょらい)という小店は中央公論新社ビルの前の、細い路地のなかにあります。 知らない人なら、そんなところに2店の骨董店があることには気づきもしないだろう。 その路地に、どちらも「おやっ」と思わせる風流な名前をもつ店をみつけたとき、僕はなにとはなしに その路地が好ましくなった。 小窓に去来は家型の陶器を、木雞は絵皿を展示している。その展示がなんともいえず、おしゃれで、 知的に思えるのは小店に寄せるひいき目なのかも知れない。