オリエント考古洞

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  オリエント考古洞は、わくわく亭の仕事場からすぐのところ。

 中央アジアの仏教芸術や土器、土偶など、とてもめずらしいものを扱っている。

 店主と店主夫人をときどき見かけるが、おそらくペルシャ(イラン)人だろう。

  出土した国では、こうした考古学的水準の美術品を、国外へ持ち出す許可を与えているものなのだろうか。

 しかし、いま展示してあるものは、とびきり興味深い土器である。



 はじめのものは、「ソドクの文化(6~8世紀)形象土器」と短い説明があるだけ。

 なにの用途に使われたものだろうか。鳥か動物の姿をしているのだが、

 なにの動物にかたどったものか。頭の角から羊にもみえるが、突きだした口は鳥のようでむあるし。

 とてもおもしろい姿、形をしている。


 次の写真は土器である。説明にはこう記されている。

 「インダス文明(紀元前2500年頃)。パキスタン、ボズダル出土」

 紀元前2500年。とてつもなく古い歴史をもった土器だ。模様がシンプルなのは時代が古いからか。

 蛇の絵が描かれている。古代エーゲ海文明にデザインが似ていないだろうか。

 てなことを、勝手に考えては、明治屋地下のカレーライスを食べに行くとしようか。