作家竹内和夫さんを偲ぶ会

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9月24日、神戸で去る6月18日に逝去した「竹内和夫さんお別れ会」があった。

わくわく亭は朝9時の新幹線で新神戸へ行き、タクシーで会場のラッセホールへ

12時半に着いて、およそ60人ほどの出席者とともに、竹内さんの思い出を語り合った。

竹内さんは昭和41年下期「孵化」で芥川賞候補、最終選考に残り、文芸誌「文学界」に7度

作品を発表して、新進作家となった。「酩酊船」「姫路文学」「VIKING」「八月の群れ」

「飢餓祭」などの同人誌を主宰あるいは指導して、文学の地下水脈である同人誌作家、同人誌の

発展振興に大きな足跡を残した。

わくわく亭は「姫路文学」「酩酊船」でおよそ25年間の親交があり、わくわく亭にとって

大切な文学の先輩であり、恩人でもあった。

わくわく亭の「埋門」について、今年の年賀状で「頌春 今年も言い作品を! 今脂がのって

いますね。『埋門』は傑作でした」とうれしい褒め言葉をもらった。

「傑作」といわれたのは初めてのことだった。

それが、竹内さんからもらった最後の言葉になった。