近藤ようこが漱石の「夢十夜」をマンガに

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

夢十夜』とは夏目漱石が「こんな夢を見た」という書き出しで、第一夜から第十夜まで

不思議な夢の話しを書いた短編の連作小説である。

それを近藤ようこがマンガにした。

岩波書店、2017年1月19日発行、定価(本体1300円+税)

近藤ようこは『水鏡綺譚』『説経 小栗判官』などの説経節を題材にマンガを描いた作家だから

夢十夜』をマンガにするには、うってつけだと期待して、取り寄せた。

期待にたがわない幻想的な上質な作品に仕上がっている。

これは繰り返しページをくって絵を楽しめるお買い得本である。