マルキ・ド・サド

イメージ 1

今日、予期しない本のプレゼントが友人から送られてきた。

Sさんがマルキ・ド・サドの『ソドムの百二十日』(佐藤晴夫訳、青土社 1990年6月発行)を

送ってくれたのだ。横尾忠則装丁装画で箱入りの本である。定価は3,900円。

Sさんからの手紙がついている。

古書店で見つけた本の横尾忠則の装丁画から、あなたの小説『別荘橋のできごと』の中の『ジンチョウ

ゲの泡風呂の美女』を思い出して、送ることした」とあった。

まだ読んでいないサドの作品だが、どう考えても自分の小説がサドの作品を連想させるとは思えない。

しかしこの横尾忠則の装丁画から『別荘橋のできごと』の官能的なシーンを想起してもらえたとは、

うれしいことである。