映画「ハドソン川の奇跡」

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クリント・イーストウッド監督作品「ハドソン川の奇跡」が近く日本で公開される。

雑誌「AERA」9.26号によると、撮影では実際のエアバス機を購入して着水現場を再現

したのだそうだ。イーストウッド監督はSFX技術を使わなかった。その理由として、

「ハリウッドは道具(特殊技術)を見せるために映画を作るようなところもあるけれど、それは

自分のスタイルじゃない」と言っている。

それにしてもエアバス機一機を水に浮かせて映画を作るとは、お金持ちのハリウッドならではである。

調べてみると、撮影に使用した飛行機とは、1999年製のエアバスA320である。

価格はいくらするのだろうか。

2012年のエアバス機価格表があり、88.3百万ドルである。一機がおよそ90億円する。

まさか新品ではないだろうから、中古機の値段を調べる。

LCC航空会社が中古のエアバスA320機を購入するケースで調べると、一機20億円程度だという。

20億円でも、大道具としてはすごい。さすがアメリカ映画の製作費である。