自作の小説「
天皇の
浜焼き鯛」と随筆「
尾道吉和港」で、明治の創業から100年以上の歴史がある
鯛の
浜焼きの老舗「ウオスエ」の2015年8月廃業について書きつつ「ウオスエ」ブランドをどこか別
の会社で引き継いでほしいものだ、と希望も書いた。
それが「ウオスエ」の元社長の堺本さんの目にとまった。氏は
尾道のケンスイに入社して、
その会社の商品として「ウオスエの鯛の
浜焼き」を復活する準備をしていた。そして
5月から復活した鯛の
浜焼きの販売がはじまった。私の随筆「
尾道吉和港」を掲載した山陽日日新聞
から堺本さんは私の住所を訊いて、なんと
尾道名産として名高いウオスエの鯛の
浜焼きを
贈ってくださったのだ。
家族皆で大喜びだ。早速お礼の電話を堺本さんに掛けた。
「復活できておめでタイ」と私はメッセージを送った。