「尾道へ進駐軍がやってきた」

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11月8日、大手町の日本ビル内の会議室を会場にして、尾道サポーターの会が主催する第12回の

講演会で、わくわく亭は「尾道進駐軍がやってきた」と題して、小一時間おしゃべりをした。

昭和20年8月8日の夜、真っ黒い浄土寺山越しに、福山大空襲による真っ赤に焼けた空を

見た記憶から話し始めた。終戦、そして20年10月に広島呉港への米軍上陸、11月に尾道

進駐軍がやってくると、尾道商業学校の校舎を接収して兵舎とした。

米軍兵士が吉和小学校の学芸会へ飛び入りで音楽を演奏したエピソードを紹介。

21年5月には米軍から豪州軍へバトンタッチ。

豪州軍と市民とのエピソードをいくつか紹介。

昭和20年11月から昭和24年進駐軍退去までのおよそ3年半の尾道市民の生活や進駐軍

行動などについて話したのだが、出席者のほとんどの人が知らないことばかりで、とても興味をもって

聴いてもらえたようである。

たまたま11月8日は、わくわく亭の誕生日でもあったから、講演後の懇親会では

誕生祝いの祝杯もあげてもらった。とても楽しい一夜だった。