「いじめている君へ」
朝日新聞にシリーズで掲載されている「いじめている君へ」の最後の筆者が、まだ小学6年生の
タレント少女春名風花(はるなふうか)さんです。
彼女は自分のことを「ぼく」と書いているが、いつも「ぼく」という一人称を使うのだそうだ。
いじめている子が、自分はいじめてはいない、ただ遊んでいるだけだ、と説明している
ことについて、「その子の正直な気持ちじゃないかと思います。ただ遊んでいるだけなんだよね。
自分より弱いおもちゃで」といじめている子の心理を、とてもリアルに解説する。
春名さん自身、いま現在いじめにあっているから、いじめる子の「いじめている」自覚がなくて
「いじめられる子への想像力が」欠けているという重大なポイントを、しっかりと指摘して、
とてもすぐれたメッセージになっている。
わくわく亭は春名風花さんを知らないし、テレビで見たこともないのだが、この文章は
多くの小、中学生に読んでほしいと思う。