「大友克洋の衝撃」
伝えられ、監督をした実写映画「蟲師」では大友らしい「衝撃的」映像を期待したファンを
不満足感のままにして、めざましい活躍ぶりが聞こえてこなかっただけに、彼の動静に関心があった
大友ファンは、わくわく亭同様に、「芸術新潮」4月号を買ったことだろう。
で再現しながら八百屋お七を題材にしたのかなと想像するのだが、「火用鎮(ひのようじん)」という
短編アニメを制作中であることを知る。
なんだかほっとしたよ。
もうマンガは描かない、と宣言して、アニメと映画に仕事の場所を移すと聞いてはいたが、
彼ほどの才能が、経済的な理由なんかで、休眠状態になっているのではないかと心配していたから
である。
大友克洋の才能は、日本の宝である。
休み無く「大友克洋の衝撃」で世界を震撼させて欲しい。