日本橋の
高島屋本店の横の道、桜通りに面して「花筥」はあります。
おとなりが、この書庫の第一回で紹介した「壺中居」です。壺中居は大正13年に
白洲正子さんの叔父さんである広田松繁が創業した骨董の老舗です。
花筥、はなばこという店名をつけるからには「花籠」と縁があるのでしょうか。
そのようです。骨董品となった古い時代の花籠から、工芸美術品の花籠、竹籠などを扱う専門店
としてHPに紹介があります。
しかし、なにも花籠だけ扱うのでもなく、店内をのぞきますと、東洋美術の骨董から現代美術まで扱っているようです。
写真の泣き叫ぶ中国の子供の絵は、現代中国のアーティストYIN JUN(尹俊)の作品です。
わくわく亭は
高島屋地下2階にあるローズレストランのハヤシライスが好物なので、ときどきお昼時には
この通りまでやってきて、骨董店のウインドーを冷やかして歩きます。