わが家にやってきた花の名

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 庭のかたすみに、3年か4年まえから、夏になると見事な花を咲かせています。

 何という花なんだろう。

 鳥がタネを落としていったのかもしれない。突然茎がのび、葉が出たとおもうと、赤い花が咲いたのです。

 茎の背丈は僕より高くなるから、2メートル近くにもなります。

 派手な花は5弁で、みごとな赤いろ。まるで南国花のあでやかさだ。

 朝開いて、夜には凋み、翌朝にはぼとんと落ちてしまう。しかしたくさんのつぼみがつぎつぎ開花
するから、毎朝、はっとさせられる。

 花の名を知りたくて、「田舎の番人と人魚姫の花ことば」というHPを運営している「田舎の番人」
さんに写真をメールで送って、花の名を尋ねたのです。

 折り返し返事をいただきました。「モミジアオイ」というのがこの花の名前でした。

 アオイ科フヨウ属の宿根草で、茎と葉は枯れてしまっても、根が冬を越して、そこから春には芽を出して、夏には豪華な花を咲かすというものと、僕はおしえてもらいました。

 鳥がもってきたか、風がはこんできたか。

 どちらにしろ、花のほうからわが家にやってきてくれたのです。いつまでも、いてほしいものです。