雑誌「文学界」が岡崎京子大特集

イメージ 1

久しぶりに文芸誌「文学界」を買ってきた。

理由は3月号が「大特集 岡崎京子は不滅である」の掲載をしているから。

ついに文藝春秋社の純文学誌が、こんな特集をする時代が来た。

岡崎京子のマンガは文学性が高いし、マンガが代表するサブカルと文芸の垣根は年毎に低く,低く

なっていることは今更言うまでも無い。

河出書房新社が230ページまるごとの「文藝別冊岡崎京子」を出版したのが2002年3月

だった。

あれから16年が過ぎて、あの「文学界」が岡崎京子特集号を発行した。

岡崎の代表作である「リバーズ・エッジ」映画化があって、この特集号発行となったのだろうが、

この16年間に、サブカルと文学の垣根は、簡単にまたいで行き来できるほどの低さになった

象徴でもあろう。

何よりうれしいことは、岡崎京子ファンであるわくわく亭にとって、「岡崎京子は不滅である」

の声が、ますます大きくなっているという事実である。